映画「彼らが本気で編むときは、」を無料動画で見る!あらすじ・見どころもおさらい!

こういった悩みについて答えます。

「彼らが本気で編むときは、」は、2017年2月25日に公開された、パラダイス・カフェ制作の映画です。

監督は、『かもめ食堂』や『めがね』などで有名な荻上直子です。

今回は、「彼らが本気で編むときは、」の無料フル動画の視聴方法や、あらすじ、見どころについてまとめました！

「彼らが本気で編むときは、」を見たい!DVDの発売日・動画配信日はいつから?

「彼らが本気で編むときは、」は2017年9月6日からブルーレイ&DVDが発売開始されています。

「彼らが本気で編むときは、」は、ブルーレイ＆DVDで視聴することもできますが、動画配信サービス（VOD）での無料視聴の方がおすすめです。

【無料】「彼らが本気で編むときは、」がタダで見られる｜おすすめの動画配信サービス2つ

実は、「彼らが本気で編むときは、」を実質タダでみることができます。
おすすめの動画配信サービスをご紹介していきます!

Netflix

Netflixはアメリカの動画配信サービスで、全世界のユーザーは1億3900万人。

Amazon Prime Video

荻上直子監督の作品を無料フル動画で見られます

「彼らが本気で編むときは、」をはじめとする、荻上直子監督の映画作品を見ることができる動画配信サービス（VOD）をまとめてみました。

無料トライアルを上手に使えば、実質無料で動画視聴できちゃいます。

動画配信サービス	バーバー吉野	かもめ食堂	めがね
U-NEXT	◎	◎	◎
TSUTAYA TV	×	△ 500円~	△ 500円~
Amazon Prime Video	×	◎	◎
Hulu	×	◎	◎

◎：無料で見れる（見放題やポイント利用含む）
△：課金したら見れる
×：見れない

調べた時に、「彼らが本気で編むときは、」を配信しているのは「Netflix」、「Amazon Prime Video」です。

「かもめ食堂」については是非こちらも見てみてください!!

「彼らが本気で編むときは、」のあらすじ

「彼らが本気で編むときは、」のあらすじ

母親が家を出てしまい置き去りにされた11歳のトモ（柿原りんか）が、おじのマキオ（桐谷健太）の家を訪ねると、彼は恋人リンコ（生田斗真）と生活していた。トランスジェンダーのリンコは、トモにおいしい手料理をふるまい優しく接する。母以上に自分に愛情を注ぎ、家庭の温もりを与えてくれるリンコに困惑するトモだったが……。

シネマトゥデイ

「彼らが本気で編むときは、」のキャスト・スタッフ

【ネタバレなし】「彼らが本気で編むときは、」の3つの感想・見どころ

ここからは、「彼らが本気で編むときは、」の見どころを3つ、なるべくネタバレをしないようにお伝えします。

徹底的なリアリズム

この作品では、LGBTの方たちを取り巻く環境をとてもリアルに描いています。                                     

ナオミ（小池栄子）たちの通報によって児童相談所による「監査」を受けるシーンで児童相談所の職員たちに冷たく対応されたり、ナオミが、トモに対して堂々と、リンコ（生田斗真）とその恋人のマキオ（桐谷健太）を「そっちの世界の人」と言い放つシーンがあります。

これはまだ、LGBTそのものやその人たちが家庭を持つということに対して、否定的であることが示されています。

トモに対して、肉親に与えられなかった愛情を注いでいたのに、先入観だけで疑いの目を向けられ、児童相談所に通報され、監査で心をえぐられるような質問をされ、その愛情が否定されたような気がして悲しくなります。

しかし、世見の大半の考え方はこういう見方なんだろうなと考えるとやるせない気持ちになります。 

巡り巡る母親の愛情

この作品は母親と子供という関係性にも焦点を当てて書かれていて、母親の愛情のあり方や関わり方が子に大きな影響を与えるということも描かれています。

リンコ（生田斗真）は母であるフミコ（田中美佐子）にリンコ自身をありのまま受け止めてもらえるという大きな愛に包まれて育ちました。
それはまだ小学生のトモに対して「この子を傷つけたら許さない。」というくらい深いものです。それにより、リンコは強く優しい大人へと成長していきました。                                                                    

しかし、対象的にトモ（柿原りんか）の母親ヒロミ（ミムラ）は育児放棄をし、トモの級友のカイ（込江海翔）の母親ナオミ（小池栄子）はカイのことを理解せず、自身の価値観を押し付け追い込んでしまっています。

ヒロミは、自らの父親が長く浮気し、挙句の果てには出ていってしまったことで、母親であるサユリ（りりィ）に厳しくしつけられました。しかし、サユリはヒロミの弟であるマキオには優しく接しました。ヒロミはそれに嫉妬し家を出て疎遠になってしまいました。

もしかしたら、ヒロミはトモが成長していくにつれ、自分が母親に厳しくしつけられた記憶がよみがえり、そうはなりたくないと思いながらも関わり方がわからなくなり、トモから逃げてしまったのかなとこのシーンを見て思いました。

ナオミは明確に描写はされていないのですが、もしかしたら同じように母親に自身を理解されず、ただ価値観を押し付けられて来た結果カイに同じことを繰り返しているのかもしれません。

蛙の子は蛙という言葉がありますが、愛情や関わり方というのは、巡り巡って自分の子やそのまた子供に継いでいかれるのかなと思いました。

生田斗真の演技力

リンコ役の生田斗真は、「今作が大きなターニングポイントになった。」と語っている通り、徹底的な役作りで挑み、難しい役を見事に演じきりました。

生田斗真は、「こんなに悩むんだ、こんなにお芝居って難しかったんだと、改めて思いました」とリンコを演じるにあたり語っています。
そのため、役作りの中で自身のトランスジェンダーの友人に話を聞いたり、荻上監督がこの作品を作ろうと思ったきっかけとなった人物にあったりと、丹念に作り込み今作に挑みました。
 
女性らしい所作を身につけながらも、本当の女性になれないそんな葛藤を感じることができるリアルな演技にも是非注目してください!!

「彼らが本気で編むときは、」の世間の口コミ・評判は?

『彼らが本気で編むときは、』
大変正直な感想を言うと、「邦画でこの題材でここまでできるんだ」という驚き。

きちんと重さもありつつ軽やかで、でもシュールでおかしみもあって。

色とりどりの物が飛び交うシーンなんか自分が何故泣いているかわからなかった笑。存在の尊さに泣いてた。

— アヒル (@jjuO73VDtwdOB0M) October 13, 2020

こっちでも感想を少し。普段アニメしか観ない人、洋画しか観ない人、映画館に久しく行ってないぞっていう人…………「彼らが本気で編むときは、」是非観てください。苦しくて、泣いて、笑って、優しくなれる映画です。観終わった後に、日本映画負けてないなって思えます。劇場へ是非。 #彼編む

— 玖 (@kyuu_utp) February 25, 2017

「彼らが本気で編むときは、」が気に入ったら見るべき映画「人間失格」

太宰治の名作「人間失格」のストーリーをほぼ忠実に再現した作品になります。
この映画は生田斗真の初映画・初主演の作品になります。

そんな、生田斗真は「繊細さと不思議な色気を漂わせる」と荒戸監督から評価されたとおり堂々とした色気が存分に発揮されています。

「彼らが本気で編むときは、」で女性らしい凛とした姿を見せてくれた生田斗真の違う一面をまたご覧ください。

人間失格は、以下の動画配信サービス(VOD)で見ることができます。

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Amazon Prime Video	△ 400円~
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