動画配信サービス(VOD)はキャリア決済できるの。
キャリア決済のメリット、デメリットが知りたい。
このようなお悩みにお答えします。
キャリア決済とは、商品代金を各キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)の携帯電話料金や通信料金とまとめてお支払する決済サービスです。
引用:Sony Payment Services
いつでも、どこでも買いたい時に簡単に購入でき利便性が高く、購入者に人気の決済手段です。
キャリア決済って、けっこう便利ですよね。
私は毎月子供の写真を購入するのに、キャリア決済を使っているわ。
キャリア決済と言えば、ゲームの課金(かきん)のイメージだな。
実は決済方法として、キャリア決済を取り入れている、動画配信サービスはたくさんあるんです。
今回はキャリア決済のメリット、デメリットと、キャリア決済を採用している動画配信サービスをご紹介します。
動画配信サービスを、クレジットカード決済にしているあなた。
キャリア決済に乗り換えちゃいたく、なるかもしれませんよ。
動画配信サービスをキャリア決済で支払うメリット【4つ】
キャリア決済って、ただ携帯電話料金と合算して支払うだけ、と思っていませんか。
キャリア決済のメリット、デメリットを知るだけで、クレジットカードより安全で、だれでも使える決済方法なんです。
- 未成年者も利用できる
- チャージが必要ない
- 使いすぎる心配が少ない
- 悪用される可能性が低い
未成年者も利用できる
携帯電話を契約していれば、支払いができるのが、キャリア決済。
クレジットカードのように、審査(しんさ)などがありません。
支払方法でキャリア決済を選択し、暗証番号を入力するだけで手続きが完了します。
僕は学生だから、クレジットカードが作れない。
でも、動画配信サービスを利用したいから、親と相談してキャリア決済を採用したよ。
チャージが必要ない
キャリア決済は、ICカードや電子マネーのように、チャージをする必要がありません。
チャージをし忘れて、お金が足りないなんてこともないので、必要な時にすぐ使えて便利ですね。
チャージを必要とするキャッシュレス決済より、使いやすかもね。
使いすぎる心配が少ない
クレジットカードもそうですが、キャリア決済にも利用限度額があります。
クレジットカードの利用限度額は、ショッピング枠で100万円など高額な場合が多いです。
大手3社のキャリア決済の利用限度額は、最大10万円に設定されています。
利用限度額がクレジットカードよりも低いので、使いすぎる心配がなく安心。
年齢やキャリア利用歴によって、利用限度額が変わります。
悪用される可能性が低い
キャリア決済は、クレジットカードを登録することが不安な方でも、安心して使える方法。
クレジットカードのように、落としてしまったや、カード情報をとられたなどの心配が少ないです。
決済のときに2段階認証をしている、キャリア決済もあるので、安心して使えますよ。
動画配信サービスを利用するとき、クレジットカードを登録するの不安だったから、キャリア決済を使ってみたいな。
キャリア決済のデメリット【3つ】
キャリア決済にも、デメリットはあります。
- スマートフォンや携帯電話などを契約していなと利用できない
- キャリア決済は、分割できない
- 通信料金合算支払いはポイントが、付与されない
スマートフォンや携帯電話などを契約していなと利用できない
キャリア決済は、スマートフォンや携帯電話などを、契約していない場合は、基本的に利用できません。
契約する会社によっては、インターネットやケーブルテレビの契約で、キャリア決済を利用することができるようです。
動画配信サービスをキャリア決済するときは、契約しているスマートフォンやタブレットからしか、契約できない場合があります。
キャリア決済は、分割できない
キャリア決済は、クレジットカードとちがい、分割で支払うことができません。
クレジットカードで、分割支払いをひんぱんに利用する人は、注意が必要ですね。
課金の必要な新作映画などは、一括で払えるだけにするよう、気を付けよう。
通信料金合算支払いはポイントが、付与されない
クレジットカード支払いなら、クレジットカードのポイントがもらえるものも多いです。
しかし、通信料金合算支払いのキャリア決済は、ポイントがもらえません。
ポイントがもらえないと、少し損した気分になっちゃいますね。
通信費はポイントがもらえる場合があるから、てっきり通信料金合算支払いのキャリア決済も、ポイントがもらえると思っていたよ。
キャリア決済を採用している動画配信サービス
キャリア決済を採用している、動画配信サービスをまとめてみました。
動画配信サービス | ドコモ払い | auかんたん決済 | ソフトバンク まとめて支払い |
---|---|---|---|
U-NEXT | 〇 | 〇 | 〇 |
ディズニープラス | 〇 | × | × |
dTV | 〇 | × | × |
Netflix | × | × | × |
Hulu | 〇 | 〇 | 〇 |
FODプレミアム | 〇 | 〇 | 〇 |
Amazon Prime Video | 〇 | 〇 | 〇 |
TSUTAYA TV | 〇 | 〇 | 〇 |
TELASA | × | 〇 | × |
music.jp | 〇 | 〇 | 〇 |
クランクイン!ビデオ | 〇 | 〇 | 〇 |
ビデオマーケット | 〇 | 〇 | 〇 |
・U-NEXTは後からキャリア決済へ変更することはできない
・TSUTAYA TVは、Yahoo! JAPAN IDで登録するとキャリア決済が利用できない
多くの動画配信サービスが、キャリア決済を採用していますね。
後からキャリア決済に変更できない、動画配信サービスもあるので注意が必要です。
通信会社によっては、動画配信サービスの料金が含まれているプランを、扱っているよ。
キャリア決済サービス大手3社を比較
大手3社のキャリア決済の特徴をご紹介します。
- ドコモ払い(docomo)
- auかんたん決済(au)
- ソフトバンクまとめて支払い(ソフトバンク)
ドコモ払い(docomo)
ドコモ払いは、ネットショッピングや街のお店でのお支払いを月々のケータイ料金と合算して支払える、かんたん・便利な決済サービスです。
引用:NTTドコモ
docomoユーザーなら、ご存じのドコモ払い。
ドコモ払いとd払いの違い、ご存じですか。
【ドコモ払い】
- ドコモ払いは通信料金合算支払いのキャリア決済
- docomoユーザーのみが使えるサービス
- ドコモ払いはネットでのお買い物のみ利用可能
【d払い】
- d払いはQRコード決済
- dアカウントを持っていれば、docomoユーザー以外も利用できる
- d払いはネットだけでなく、街でのお買い物にも使える
参考:教えてd払い
ドコモ払いもd払いも同じだと思っていましたが、実は別物なんですよ。
今回はキャリア決済である、ドコモ払いの特徴をご紹介します。
ドコモ払いの特徴
- 4ケタのパスワードでかんたんに決済できる
- 月々のケータイ料金と一緒に支払える
- デジタルコンテンツの支払いに幅広く対応している
ドコモ回線をもっている方なら、だれでも使うことができるドコモ払い。
クレジットカードを持っていない人でも、4ケタのパスワードだけで気軽に買い物ができて便利ですよね。
ドコモ払いの場合は、dポイント利用して支払うことはできません
App Store、Apple Music、iBooks、iTunes、iCloud、Google Playなどでのコンテンツ購入にも使えるから便利だよ。
ドコモ払いの利用限度額は、年齢や契約期間で変わる
ドコモ払いの利用限度額は、最大10万円です。
ドコモ払いは年齢や契約期間で、利用限度額が変わります。
年齢 | 契約期間 | 利用限度額 |
---|---|---|
~19歳 | なし | 10,000円 |
20歳~ | 1~3ヶ月目 | 10,000円 |
4~24ヶ月目 | 30,000円 | |
25ヶ月目~ | 100,000円 |
20歳以上の方のドコモ払いは、契約期間が25ヶ月目以降、5万円、8万円、10万円と、利用限度額を自分で設定することができます。
使い過ぎをふせぎたい方は、5万円など低い設定金額にしておくと、安心ですよ。
auかんたん決済(au)
auかんたん決済とは、au IDを利用して、スマートフォンやPC等で購入したコンテンツ・ショッピング等の代金をお支払いできるサービスです。
ご契約時の初期状態でご利用可能となっております。
引用:auかんたん決済
auのスマートフォンを使っている方は、よく知っているauかんたん決済。
ここでは、auかんたん決済の特徴をご紹介します。
auかんたん決済の特徴
- auかんたん決済の利用状況を、スマートフォンやPC等で確認できる
- auかんたん決済は、暗証番号を入力するだけで買い物できる
- 通信料金合算支払い以外の支払方法が選択できる
(「au PAY カード支払い」、「au PAY 残高支払い」、「WebMoney支払い」、「クレジットカード支払い」の5つから支払方法を選択できる) - Pontaポイントを支払いに使うことができる。(個別で課金した場合のみ)
スマートフォンやPCで利用状況が確認できると、使い過ぎが防げて良いですよね。
支払方法は、通信料金合算支払い以外の方法も選べるので、便利です。
高額な支払の場合は、通信料金合算支払い以外を選ぶと、利用限度額最大10万円の対象にならないので、買い物の幅が広がりますよ。
たまっているPontaポイントを、支払いにあてることもできるのはうれしいね。
auかんたん決済の利用限度額を知りたい
auかんたん決済の通信料金合算支払いは、利用限度額が最大10万円です。
auかんたん決済では年齢に応じて、利用限度額が異なります。
年齢 | 利用上限額 |
---|---|
~12歳 | 最大1,500円 |
13歳~17歳 | 最大10,000円 |
18歳~19歳 | 最大20,000円 |
20歳~ | 最大100,000円 |
12歳未満の子供は、1,500円以上使えないのは安心ですよ。
子供にスマートフォンを持たせる家庭も増えたから、うれしい機能だね。
au IDさえあれば通信料金合算支払いができる
実は、auかんたん決済の通信料金合算支払いは、スマートフォンやタブレットを契約していなくても、利用できるんです。
- au通信サービス契約
- UQ mobile通信サービス契約
- 「auひかり」、「auひかり ちゅら」のインターネット契約
- Smart TV Box、ケーブルプラスSTB、ケーブルプラス電話契約
au IDさえあれば、通信料金合算支払いをすることができます。
Smart TV Box、ケーブルプラスSTBを使っている人は、TELASAが利用できるよ。
ソフトバンクまとめて支払い(ソフトバンク)
スマートフォンやパソコンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどの代金、App Store、Apple Music、iTunes Store や、Google Play 上のアプリケーションなどの購入分を、月々の携帯電話のご利用料金とまとめてお支払いいただける決済サービスです。
引用:ソフトバンク
スマートフォンをお持ちのお客さまは、音楽・動画などのデジタルコンテンツやSNS・ゲームなどのアイテム購入、ショッピングサイトでの商品購入、その他各種サービスのお申し込みなども、とってもかんたん、便利、そして安心してご利用いただけます。
ソフトバンクユーザーの方はご存じの、ソフトバンクまとめて支払い。
ソフトバンクまとめて支払いの特徴をご紹介します。
ソフトバンクまとめて支払いの特徴
- クレジットカード番号など、面倒な入力がない
- 利用限度額以外に、使いすぎ防止機能があるから安心
- Amazonを利用した時も、ソフトバンクまとめて支払いが使える
ドコモ払いやauかんたん決済同様、利用限度額が設定されていますが、さらに、ソフトバンクまとめて支払いでは、自分で使いすぎを防ぐことができます。
事前に、自分で利用額を変更できるので、お子さんの使いすぎ防止にも役立つ機能です。
音楽やマンガなど楽しいコンテンツがあるから、使いすぎをふせげるのはうれしいわ。
親御さんも安心して、子供にスマートフォンを持たせれるわ。
ソフトバンクまとめて支払いに、Tポイントを使うことはできません
ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額はいくら
ソフトバンクまとめて支払いも最大利用限度額は10万円です。
年齢によって、利用限度額は異なります。
年齢 | 利用上限額 |
---|---|
~12歳 | 最大2,000円 |
13歳~20歳 | 最大20,000円 |
20歳~ | 最大100,000円 |
利用限度額は設定されていますが、不安な方は使いすぎ防止機能を使うと、より安心ですよ。
Amazon利用はソフトバンクまとめて支払いが便利
ソフトバンク携帯電話を使っていれば、Amazonの各種サービスの料金を、通信料と合算して支払えるんです。
〈対象サービス〉
・Amazonでのお買い物
・Amazonプライムの会員費用
・Kindle Unlimited(定額読み放題サービス)
・Kindle本(電子書籍)の購入
・Amazon Music Unlimited(音楽聴き放題サービス)
僕はよくAmazonで買い物するから、便利だな。
ソフトバンクまとめて支払いなら、Amazonでの買い物しすぎもふせげていいわね。
スマートフォンプランでお得に動画配信サービスを利用しよう
動画配信サービスはキャリア決済できますが、スマートフォンのプランによっては、動画配信サービスをお得に利用できるものがあります。
【au】動画配信サービス料金を含んだプランがお得
auは、動画配信サービスの料金が含まれる、料金プランを展開しています。
- 使い放題MAX 5G with Amazonプライム
(Amazon Prime、TELASAが利用できます) - 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)
(Netflix、Amazon Prime、TELASAが利用できます) - 使い放題MAX 5G/4G テレビパック
(TELASA、Paravi、FODプレミアム) - 使い放題MAX 5G ALL STAR パック
(Netflix、Apple Music、Youtube Premium、TELASA)
Netflixはキャリア決済できませんが、このプランを利用すれば、通信料金に含まれるので、クレジットカードを使いたくない人も安心して利用できます。
1つのプランで、2種類以上の動画配信サービスが、楽しめるなんてうれしいよね。
【ソフトバンク】スマートフォンのプラン次第で、動画配信サービスがお得に!
ソフトバンクは、動画配信サービスの料金が含まれるプランはありませんが、スマートフォンのプランによっては、お得に動画配信サービスが契約できます。
ソフトバンクは、特定のプランに加入していると、動画配信サービス月額料金の一部が、PayPayボーナスとして還元されます。
【対象プラン】
- メリハリ無制限
- ミニフィットプラン+
- スマホデビュー
【対象動画配信サービス】
- Hulu(10%)
- Netflix(10%)
- TSUTAYA TV(20%)
()は月額料金(税抜き)のPayPayボーナス還元率です。
TSUTAYA TVのPayPayボーナス還元率は20%なので、とてもお得ですね。
キャリア決済できない、Netflixもお得に契約できます。
【PayPayボーナス還元を受けるための条件3つ】
・ソフトバンクの指定された、料金プランへ加入
・対象サービスの月額料金を、ソフトバンク指定の支払い方法に設定
・ソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」に、エントリーの必要あり
まとめ
・動画配信サービスは、クレジットカードがなくても、キャリア決済で支払えるので便利
・利用限度額もしっかり決められているので、課金サービスなどを使いすぎる心配ない
動画配信サービスの支払方法は、クレジットカードやキャリア決済以外にもたくさんあります。
どの決済方法が自分にとって、1番お得で便利に利用できるか、しっかり吟味したいですね。
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