映画「人間失格」を無料動画で見る!あらすじ・見どころもおさらい!

こういった悩みについて答えます。

「人間失格」は、2010年2月20日に公開された角川映画です。

原作は、太宰治の同名小説で、太宰の生誕100年を記念した2009年に、映画化が発表されました。

2019年に小栗旬主演で公開された映画『人間失格　太宰治と3人の女たち』がありますが、あちらは太宰本人を主役に据えたオリジナル作品のため、原作小説とは別物となります。

監督は、『ファザー・ファッカー』や『ゲルマニウムの夜』などで有名な荒戸源次郎です。

今回は、「人間失格」の無料フル動画の視聴方法や、あらすじ、見どころについてまとめました！

「人間失格」を見たい!DVDの発売日・動画配信日はいつから?

「人間失格」は2010年8月4日からブルーレイ&DVDが発売開始されています。

「人間失格」は、ブルーレイ＆DVDで視聴することもできますが、動画配信サービス（VOD）での無料視聴の方がおすすめです。

【無料】「人間失格」がタダ見れる｜おすすめの動画配信サービス3つ

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「人間失格」のあらすじ

「人間失格」のあらすじ

幼少期より自意識にまみれ、世間とうまくなじめない青年・葉蔵。不安や迷いを抱えながら彷徨う彼が向かうのは、いつも酒であり、そして悪友と女だった。刹那的な生活に彼を誘う友人、堀木。彼との付き合いのなかで、下宿先の娘、カフェのウェイトレス、シングルマザーの女性記者、そしてタバコ屋の純真な娘との結婚…。さまざまな女たちとの恋に身を投じながら、葉蔵がたどり着く先には、一体何があるのか–?

引用：dTV

「人間失格」のキャスト・スタッフ

【ネタバレあり】「人間失格」の3つの感想・見どころ

ここからは、「人間失格」の見どころを3つ、ネタバレを含めてお伝えします。

小説を読んでいるかのような感覚

とても行間の多い映画です。

例えば葉蔵の「海を見に行こう」に対し、女給の常子は「ええの？」とだけ答えます。
次のシーンで二人は海ではしゃいだあと、波間へざぶざぶと入っていき、心中を図ります。

あるいは編集者である静子は「夫と死別して5年になるの」と葉蔵にほほ笑みかけ、ふと目をそらしたと思うと、次のシーンで二人はもう一緒に暮らしている。

その間にどんなやり取りがあったのか、とても想像力をかき立てられます。

また、別れた女たちはそれきり二度と登場せず、別れのシーンも特に描かれていません。
小説の行間を読むような、余白の多さが印象的です。

登場人物たちの言葉遣いも美しく、現代の口語ではなじみのない言い回しをしています。

「いや　豪気だなあ」「いけないわ」「お芝居はよしてね」など、おしゃれで色っぽい口調は文章でしか出会ったことがありませんでした。

思わず真似してせりふを言いたくなるような、美しい日本語です。

森田剛演じる、中原中也の幻想的な存在感

葉蔵が中也に抱く感情は、恋愛にも近いような思慕（しぼ）を感じます。

原作には出てこない中也ですが、登場シーンはどれも幻想的です。

演じる森田剛の繊細な表情、濡れた瞳、はかなく消えていきそうな不思議な存在感が、夢のなかにいるようなシーンに見せています。

「ボーヨーボーヨー…」

葉蔵と二人で歩きながら、中也がつぶやきます。

「ボーヨーってなんですか」とたずねると、「前途茫洋（ぼうよう）さ」と答えますが、それ以上の説明はありません。
「前途茫洋」という四字熟語は存在せず、中也の造語のようです。

行く先が希望に満ちていることを意味する「前途洋々」に対して、未来が広大で果てしなく、不明瞭だということを表しているのでしょうか。

実際、中也は若くして亡くなっており、映画の中でも出番は少ないですが、葉蔵に鮮烈な印象を残しています。

はかなくも美しい、葉蔵と生田斗真

葉蔵が美しいです。美しい葉蔵を演じる生田斗真が美しいです。
この美しさを見られるだけでも、価値があります。

20代半ばの、色気、繊細さ、純粋さ、ツヤなどが、余すところなくスクリーンにおさめられています。

女から見ても、うっとりするほど美しく、そしてはかない。

悪友、堀木に誘われて遊びをおぼえ、少し調子に乗っているころの葉蔵も魅力的ですが、後半にいくにつれ堕ちていく姿が、ゾッとするほど色気を増していきます。

雪の中で喀血（かっけつ）し、倒れ込むシーンは絵画のよう。白い雪と、赤い血液が葉蔵を際立たせます。

映画の中で葉蔵のモノローグはなく、彼の胸の内を最後まで知ることはできません。

しかし、目の表情、髪の乱れ、猫背の姿勢や歩き方で、彼の精神状態がわかります。

生田斗真の佇（たたず）まいが、葉蔵という人物に説得力を持たせてくれます。

「人間失格」の世間の口コミ・評判は?

まぁ生田斗真さんは「人間失格」の時がこの世のものとは思えない猛烈な美しさなんですよね……… pic.twitter.com/d7xKcyrPOH

— もぐもぐ (@mgmgnet) April 20, 2016

人間失格

最近は小栗旬さんの方をよく見かけるけど、生田斗真さんの人間失格を10代のときに観て森田剛さんの色気にぶっ倒れそうになった🤦‍♀️
友達とDVD借りて観たから、何回も画像のシーンをリピートした🥲💓笑

画像は検索して出てきたもの使いました。すみません。 pic.twitter.com/gzHQcGs3sE

— mumu🐰 (@BiyouMi) February 21, 2021

「人間失格」が気に入ったら見るべき映画『源氏物語　千年の謎』

どうしようもなく女にモテてしまう…といえば光源氏。

その光源氏を生田斗真が演じています。平安時代の色鮮やかな装束に身を包んだ光源氏は、雅で美しく、かわいらしさもあります。

『源氏物語 千年の謎』を無料動画で見よう!

『源氏物語』そのものではなく、高山由紀子の小説『源氏物語 悲しみの皇子』（文庫版では『源氏物語 千年の謎』に改題）の映画化作品である。
『源氏物語』の作者である紫式部と時の権力者藤原道長が男女の関係にあったという設定の下、平安時代の式部の物語と、式部の書いた光源氏の物語が同時進行して交錯する。

引用：Wikipedia

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