「事前に動画配信タイトルをVODサイトで検索したい」
「そもそもVODってどういうものなの?」
この記事ではこういった悩みにお答えします。
3分程で読めちゃいます♪
今流行りのVODサービスを使って、お家のテレビやスマホで映画やドラマ、アニメを見たい。
でも、沢山の動画サイトがあって、どのサイトに登録して使うか悩みませんか。
見たい作品は決まっているのに、気になっているサイトのどこから検索したらいいのか分かりにくくて、誰か教えてほしいと思ったよ。
特に「Netflix」と「TSUTAYA TV」の作品検索がわかりにくいんだよね。
この記事では各サイトのメリットやデメリットも比較し、サイト別の作品検索方法も説明しています。
さらに、最近増えてきている、月額会員費にプラスして、主に見放題にはない作品や新作を楽しむ、個別レンタルや購入を取り扱っているサイトについての費用や仕組みも説明しています。
人気VODサービス7社で事前に配信タイトルを検索する方法
もし、観たい作品が、登録したVODサービスで配信されていなかったらガッカリですよね。
そしてその作品は見放題の対象なのか、それとも追加課金でレンタルのみで配信されているのか、そもそも、その作品自体を取り扱っていないサイトもあります。
これだけは観たい。このシリーズがあると嬉しい。など譲れないポイントがあれば事前に調べて、後悔無く登録しちゃいましょう!
また、それぞれのサイトによって作品検索がしづらかったり、サイトの作りによって見方が分かりにくかったりします。
とくに分かりにくい『Netflix』と『TSUTAYA TV』
『Netflix』は、サイト内で作品検索ができるようになるのは登録した後からです。しかし、実は簡単に登録前に調べられてしまう方法があります。
『TSUTAYA TV』は、宅配レンタルの「TSUTAYA DISCAS」と混同されやすいので、検索した後の見方をお伝えします。
Netflix:サイト内では検索できない
作品検索しにくいのが『Netflix』。
『Netflix』はサイト内で作品検索できるのは、会員登録後となります。ですので、事前に調べたい場合は、インターネットの検索で「作品名+ネットフリックス」で検索します。
その作品がネットフリックスで配信中の場合は、公式サイトの作品ページが表示されます。
作品が無い場合は検索結果に表示されません。
「Netflix」は見放題作品のみなので、検索結果にあるか無いかで調べられるね!
サイトの作品ページが出てくると、「完全見放題」と表示がされているので、『Netflix』で月額会員を開始すればその作品は見放題作品ということです。
TSUTAYA TV:見放題、レンタル、宅配レンタル、と分かりにくい
少しややこしいのが、『TSUTAYA TV』。
まず、ページトップから作品を検索します。
『TSUTAYA TV』の見放題作品は「見放題」と青い印が付いています。
また、見放題作品に絞って検索できるチェック欄も、左上にあります。
作品ページでは、見放題作品でない場合、動画ポイントで見れる作品は「動画ポイント利用可」と記載があります。
こちらは他サイトで言うレンタル作品になります。
『TSUTAYA TV』で毎月必ずもらえる動画ポイント1100ポイントを有効に使って見ちゃいましょう!
さらにレンタル作品を見たい方は、ポイントを追加課金で♪
また、「この作品をレンタル」で、宅配レンタルの在庫も確認できます。
オプションで、無料で月に8枚借りれる「定額レンタル8」をつけている方や、DVDでしか見れない作品を借りたい方は、個別課金で宅配レンタルできるので、ここからチェックできます。
人気VODサイト5社も作品検索方法を紹介
人気のVODサイト、『Amazon Prime Video』、『U-NEXT』、『Hulu』 、『dTV 』『FODプレミアム』もサイト内での作品の検索方法と見方をご紹介します。
AmazonPrimeVideo:通販ページからも検索できます
Amazonの通販ページからも確認できます。カテゴリーを「PrimeVideo」に絞って作品名で検索すると出てきます。
『Amazon Prime Video』は、作品ページに「プライムで観る(見放題作品)」、「レンタル(料金)」、「購入(料金)」と載っているので分かりやすいです。
U-NEXT:見放題作品とポイント作品がある
サイトページトップ右上に、虫眼鏡マークがあるのでここから作品検索できます。
『U-NEXT』は、「見放題」と記載のある見放題作品と、毎月もらえる1200ポイント、または、さらに追加課金で購入して見れるポイント作品(レンタル作品)に分かれます。ポイントで購入する作品は、「○○円ポイント」と記載があります。
Hulu :ストアのレンタル購入作品も確認できる
ページトップから検索できます。
検索結果に、見放題作品と、レンタル購入用の『Huluストア』の検索結果も出てきて、レンタル作品も金額ともに確認できます。
dTV:検索結果が一番分かりやすい
ページトップから検索できます。
検索結果に、見放題の場合は作品のサムネイルのみ出てきます。レンタルの場合は画質と料金も記載されます。
また、「音楽」も一緒に載るので見やすいです。
FODプレミアム:見放題作品とコインでのレンタル作品
ページトップから検索できます。
作品ページには、見放題作品の場合は「FODプレミアムで見る」と作品ページに出てきます。レンタルの場合は「○○コイン」と記載されています。
FODコインは、毎月100コインと、毎月3回の「8のつく日イベント」で400コインもらえます。イベントは更新されるので、その都度公式サイトで確認してくださいね!
そもそもVODとは?3種類に分かれる
VODは「ビデオ・オン・デマンド」(Video On Demand)の略で、別名は「電子レンタルビデオ」と言われます。
テレビや携帯、視聴する為の端末機器があれば、いつでもどこでも楽しめます。
VODは大きく分けて3種類に分類できるよ。
SVOD(定額制動画配信サービス)
SVOD(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)は、料金体系が定額のサービスのことです。
月間や年間で決められた定額料金を支払うことで、見放題として用意されている映像を、期間内であれば無制限に視聴できる配信形態で、別名サブスクとも言います。
英語で「定期購読」、「予約購読」の意味を持つサブスクリプション(subscription)に由来するサービスのことです。
例えで言うと、毎月一定額を払って届く、新聞や宅配のヤクルトや牛乳などもサブスクの一つです。
なるほど!じゃあ、毎月一定額を支払って、好きな音楽を聴き放題のサービスもサブスクだね。
コープなんかの月額のお弁当セットコースや、カット食材を届けてくれる定額サービスもそうだわ♪
今の日本のVODサービスは、月額会員に個別課金も可能な複合型が多くなっていますが、一番基本になっているのがSVOD(定額見放題)ですね。
PPV(都度課金制動画配信サービス)
PPV(ペイ・パー・ビュー)は、作品一本ごとに課金して視聴するVODサービスです。
PPVにも2種類あり、TVOD(期限付き)とEST(期限なし)があります。
視聴者は1番組ごとに料金を支払い、コンテンツの配信期間内で、視聴期限内であれば何度でも楽しめます。
また、レンタルビデオ店の名残から、「レンタル視聴」と呼ばれることも。
※注意したいのが、SVODサービスのサイトでは、毎月定額の見放題サービス料とは別に、レンタルの都度料金が発生します。(例:AmazonPrimeVideo 月額500円+レンタル作品①330円+レンタル作品②440円=合計1270円)
※期限付きはTVOD。
レンタル型の動画配信形態ですが、利用者は視聴期限内でコンテンツを視聴することができます。
レンタル期限は、日にちや時間で決まっていますが、返し忘れがないのが配信型のいいところです。
またTVODと違うのはEST。これは、完全買い切りのサービスのことだね。イメージでいうと、デジタル書籍を一本購入するのと同じ感じだな。
私は大好きな映画は、ESTサービスで購入してる。値段は実際のDVDとあまり変わらないけど、何度観ても壊れることもないし、普段忙しいから、お店に買いに行かなくてよくて助かってるんだよね♪
個別に課金して、レンタルまたは購入することをまとめてPPVというのですね。
AVOD(広告型動画配信サービス)
AVOD(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)は、視聴者は無料で観ることのできるサービスです。
企業からの広告掲載によって配信業者または、動画を投稿している個人が収益を得て、視聴者は無料で動画が視聴できる配信形態のことです。広告型動画配信といい、YouTubeやニコニコ動画、AbemaTV、TVerなどがそうです。
人によっては、広告が邪魔に感じるデメリットもあります。
YouTube見てたら飛ばしたくなる広告だけど、最近は短いのから長いのまで面白い広告もたくさんあるよね!
月額会員などにならずに、視聴者は広告を見るだけで無料で視聴できるのがAVODですね。
人気VODサービス8社を比較してみました
最近のVODサービスは、月額見放題(SVOD)のサービスが主で、さらに見放題にない作品や新作などは、追加課金でレンタル(PPV)もできるという複合型サービス(SVOD+PPV)が増えています。
そこで、それぞれのVODサービスの配信形態や、月額料金と毎月のポイント付与数の比較と共に、PPVの中身の、レンタル(TVOD)、購入(EST )を取り扱っているサービスを表にまとめてみました。
まとめてみて分かったのは、
購入(EST)までできるのは『アマゾンプライムビデオ』。
見放題(SVOD)のみに特化しているのは『ネットフリックス』。
レンタル(TVOD)のみで見放題のないサービスは『クランクインビデオ』となりました。
動画配信サービス | 配信形態 | 月額料金 (SVOD) | 毎月付与の レンタルポイント | レンタル (TVOD) | 購入 (EST) |
---|---|---|---|---|---|
AmazonPrimeVideo | SVOD+PPV | 月額500円~ | なし | ◎ | ◎ |
Netflix | SVOD | 月額990円~ | なし | × | × |
U-NEXT | SVOD+PPV | 月額2189円 | 1200ポイント | ◎ | × |
Hulu | SVOD+PPV | 月額1026円 | なし | ◎ | × |
dTV | SVOD+PPV | 月額550円 | なし | ◎ | × |
FODプレミアム | SVOD+PPV | 月額976円 | 100ポイント (イベント、還元でもらえる) | ◎ | × |
TSUTAYA TV | SVOD+PPV | 月額1026円~ | 1100ポイント | ◎ | × |
クランクインビデオ | TVOD | 月額990円~ (見放題なし) | 2000ポイント~ | ◎ | × |
※1ポイント約1円ですが、各サイトごとに追加ポイントの購入時に、イベントなど還元率が違います。
最新の詳しい情報はそれぞれのサイトをご覧ください。(2021年5月現在)
まとめ
事前に各サイトで検索することで、お目当ての作品は見放題の対象なのか、それとも追加課金でレンタルでのみ配信されているのか、そもそも、その作品自体を取り扱っていないサイトかを見極めたいですね。
その後会員登録してみて、無料トライアルも有効に使いたいところです。
私の経験上「これだけは外せない!」と、観たい作品やシリーズが明確になっていることも、損なく探せるポイントだと思います。
また、VOD(電子レンタルビデオ)のサービスは3種類。
- SVOD(定額制動画配信サービス)→定額料金を払えば見放題作品の事〔特化しているのは、Netflix〕
- PPV(都度課金制動画配信サービス)→一本毎に課金して視聴する作品の事〔特化しているのは、クランクインビデオ〕
- AVOD(広告型動画配信サービス)→広告を見るだけで無料見放題動画の事〔YouTubeやニコニコ動画、AbemaTV、TVer〕
さらにPPVの中に2種類。
- TVOD(期限付き)→レンタル期限内で視聴できる。
- EST(期限なし)→電子ビデオを1本購入すること。購入したサイトで半永久的に視聴できる。〔Amazon Prime Video〕
VODには、これだけ主な種類があることがわかりました。
こんなにも自宅で映画や動画をサービスを使って見ていたのに、VODの種類については初めて知ったわ!
その種類を知ったうえで、それぞれのVODサイトのサービスが2種類の複合型だったり、特化しているところが分かるようになったな。
これでどのサイトで登録するか、さらに比べやすくなったなぁ♪
「新作の○○だけ課金でもいいから見たいな。」と思えば、新作やレンタルに強いサイトをサブで登録しておくことで、さらに沢山の作品が楽しめて充実しますね。
名作から話題作、ピチピチの新作まで楽しめてしまうVODサービス。
現在、映画館に行けないコロナ渦でも、作品検索を上手に使って観たかった作品を見てくださいね!
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