映画「青の炎」を無料動画で見る!あらすじ・見どころもおさらい!

こういった悩みについて答えます。

「青の炎」は、2003年3月15日に公開された東宝映画です。

監督は、舞台『NINAGAWA・マクベス』など、数々のシェイクスピア作品で有名な演出家・蜷川幸雄です。
原作は、代表作『黒い家』や、ドラマ化された『鍵のかかった部屋』などで知られる作家・貴志祐介です。

今回は、「青の炎」の無料フル動画の視聴方法や、あらすじ、見どころについてまとめました！

「青の炎」を見たい!DVDの発売日・動画配信日はいつから?

「青の炎」は2015年6月12日からブルーレイ&DVDが発売開始されています。

「青の炎」は、ブルーレイ＆DVDで視聴することもできますが、動画配信サービス（VOD）での無料視聴の方がおすすめです。

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「青の炎」のあらすじ

「青の炎」のあらすじ

秀一は湘南の高校に通う17歳。
女手ひとつで家計を担う母・友子と、妹の遥香の三人暮らし。しかし、十年前に母が離婚した男・曾根が出現し、その平和な生活は壊される。傍若無人に振る舞い、一日中飲んだくれ、母の体に手を出す曾根。ついに妹にまで危険が及んだとき秀一の怒りは頂点に達した。
貴志祐介の原作を舞台監督として世界中から高く評価される蜷川幸雄が映画化した、魂を揺さぶる究極の青春サスペンス。

公式サイトより

「青の炎」のキャスト・スタッフ

【少しネタバレあり】「青の炎」の3つの感想・見どころ

ここからは、「青の炎」の見どころを3つ、なるべくネタバレしないようにお伝えします。

「永遠の17歳」二宮和也の演技に注目！

「胸が苦しい」感想はこの一言に尽きます。

17歳って、自分ではもうなんでもわかっている、大人と同等だと思っているけど、実際はまだまだ子ども。

すべてを背負い込み、自分一人でなんとかしなければと思ってしまった秀一（二宮和也）。
その解決策として、犯罪という誤った道へ向かう秀一には、「なんでそうなるんだよ、バカッ」と言いたくなります。
もどかしくて、思わず手を差し伸べてあげたくなります。

家庭、学校、バイト。

3つの小さな世界で、もがき苦しみながら生きる17歳の危うさ、はかなさを二宮和也がとても繊細に演じています。
二宮の表情のひとつひとつをとっても、胸に迫ります。

妹を守るべく曾根に向かっていくときの表情は、内包する怒りの感情が爆発しており、演技とは思えない迫力。

ガールフレンドとわずかでも心を通わせる水槽のシーンはとても美しく、ガラス越しの切なさにうっとり。
水槽のガラスにこつんと額をぶつけ、じわりと涙を浮かべる表情は絶品で、「さすが二宮」、と舌を巻くほどです。

ジャニーズきっての実力派俳優・二宮和也が、「永遠の17歳」と称されていた当時の作品です。

舞台とは違う角度から蜷川演出を堪能

蜷川幸雄といえば、「世界のニナガワ」とうたわれた高名な舞台演出家です。

その蜷川が残す映像作品はとても少なく、映画「青の炎」は蜷川が約19年ぶりに手掛けた貴重な1作です。

秀一が過ごすガレージは、まるでひとつの舞台のような象徴的な存在。
ガレージのシャッターを開けたときに見える外の景色はとてもまぶしくて、単なる内と外ではなく、内界と外界を表現しているかのようです。

このガレージが秀一の心理状態を表す手助けをしており、蜷川演出が垣間（かいま）見れます。

博物館でのエスカレーターのシーンも、おもしろい蜷川演出のひとつ。
長い長い下りエスカレーターに乗りながら、秀一と友人の石岡が会話をしているのですが、二人はときおり流れに逆らって上に向かって歩き、走り、そしてしゃがみ込みます。

ともすれば退屈になりがちな二人の会話だけのシーン。
蜷川監督の遊び心で、躍動的で飽きさせないシーンに仕上がっています。

鎌倉に行きたくなる

江ノ電が走るそこは、鎌倉のリアルな町並みです。

防波堤の上を歩きながら、ふと秀一や紀子が自分を追い越して行くんじゃないか…そんな妄想に浸れます。

通学路に使われた建長寺、紀子が江ノ電に乗る鎌倉高校前駅。
秀一がロードレーサーで疾走する海沿いの町。

場所を特定しやすいので、ロケ地巡りにもってこいです。
映画「青の炎」を見た後は鎌倉に行き、鎌倉の景色に溶け込みたくなります。

「青の炎」の世間の口コミ・評判は?

久しぶりに観た「青の炎」

小学生のとき嵐が大好きで、買ってもらった「青の炎」のDVD。もうセリフ覚えちゃうくらい観てたけど、子供にはちょっと難しい・暗いお話だったから 改めて観たくなったんだけど、こんなに深い話だったんだなぁ…切ない……

観たことある人いますか？
小説も面白いらしい pic.twitter.com/rZNJRUMSmF

— ねこみ。 (@nekomi_o) February 14, 2021

Netflixで二宮和也主演、青の炎を鑑賞。大人と子供の境目にいる高校生が自分を犠牲にしてまで守ろうとしたのは家族だった。切ないストーリー。ニノは主人公の繊細さを上手に演じていた。素やバラエティーだと話し方がスタッカートになるけど、役者のときはそれがまったく出ないね。#青の炎#二宮和也

— ごまみのGO・MA・MI (@gomami_arashi) January 26, 2021

二宮和也の主演作品の映画を無料動画で見よう!

検察側の罪人

早口でまくしたてる二宮を味わいたい人におすすめ。

2018年8月公開。
木村拓哉との初共演が話題を呼んだ、雫井脩介の原作小説を映画化。

東京地検のエリート検事・最上を木村が、最上を慕う駆け出しの検事・沖野を二宮が演じています。

尊敬する最上に疑念を抱き、事件の真相をつきとめようとする沖野。
正義とは何か？を問う作品です。

沖野が取り調べ室で容疑者の松倉を追い詰めるシーンは、呼吸を忘れてしまうほどの迫力です。

ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜

なかなか嫌味っぽいセリフが多いので、二宮に冷たくあしらわれたい人におすすめ。

2017年11月公開。
原作はフジテレビのかつての人気番組「料理の鉄人」を手掛けた田中経一。

一度食べた料理の味を記憶し、完全に再現できる「麒麟の舌」と呼ばれる絶対味覚の持ち主、佐々木充を二宮が演じています。

借金に追われ料理への情熱を失った天才料理人・佐々木は、伝説のフルコース［大日本帝国食菜全席］のレシピの再現を依頼されます。
調べていくうちに自分の過去を知ることとなり、再び料理と向き合うようになります。

謎を解いていくストーリーのため、初見より2回目の方がより感情移入できて泣けました。

硫黄島からの手紙

坊主頭で、終始泥に汚れた二宮を味わいたい人はぜひ。

2006年12月公開。
アメリカ製作の映画で、太平洋戦争を日本側から描いていること、監督がクリント・イーストウッドということで大きく話題を呼びました。

二宮が演じる西郷昇は、軍役に就く前は大宮でパン屋を営んでおり、まだ見ぬ我が子を思い、戦地・硫黄島で妻への手紙を綴ります。

名もなき一兵卒である西郷は、指揮官の栗林忠道（渡辺謙）と交流を深め、最後まで重要な役割を果たしています。

戦争を描いた作品なので当然つらいシーンも多いのですが、激戦の中にも人間らしさを失わない西郷の視点によって、現代の私たちでも理解しやすいストーリーです。

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