映画館でも自宅のようにくつろげる座席ってあるの?
最前列って実際どうなの?
大きなスクリーンに大音響は映画館ならではですよね。
スクリーンを独り占めできる最高の場所、それはシアターの最前列。
最前列は、前の席の人を気にする必要がありません。
だから、大きなスクリーンに映る映画の世界に入り込むことができます。
でも最前列には大きな落とし穴が。
通常の座席は首を上げて映画を観るため疲れてしまう場所なんです。
今回は最前列で快適に映画を観れる3種類の座席をご紹介します。
これを読んで映画館に行ったら、最前列が気になって仕方なくなりますよ。
- BOXプレミアム
- コンフォートシート、フラットシート
- リクライニングシート
まるでリビング「BOXプレミアム」
「BOXプレミアム」は自宅のようにリラックスした状態で映画を観ることができます。
埼玉県にある【新所沢レッツシネパーク】の「BOXプレミアム」。
この映画館オリジナルの座席で、最前列が仕切られています。
最大4人まで利用できるフラットなシートは、大人が足を伸ばしても十分な広さ。
座席には4つのドリンクホルダーのあるテーブルと、4つのクッション。
テーブルは邪魔にならない場所に移動することもできます。
子供と一緒にクッションを使ってゴロンと寝転んで観たり、デートで肩を寄せ合い足を伸ばして観ることもできます。
映画館で寝転んで観るなんて夢のようね。
横になると斜め上に画面があるので、映画を観るのに体が疲れません。
仕切りがあるので隣も気にならず、映画館とは思えないほどくつろいで映画を観ることができます。
BOXプレミアム料金は4000円(2021年6月現在)。
座席料金なので、1人利用も4人で利用しても同じ金額です。
3人以上で利用すると通常座席料金よりお得ね。
期間限定こたつ仕様
BOXプレミアムに期間限定で登場するこたつシートは、究極のリラックス時間を提供してくれます。
こたつシートは2018年1月6日から2月28日の冬季限定で行われた企画。
2019年12月13日からもリニューアル3周年記念イベントとして実施されました。
2020年1月9日からは、こたつシート利用者限定でどてらの貸し出しまでしていました。
こたつの電気は安全上の理由から使用できないため、代わりに入っているのは湯たんぽ。
こたつの湯たんぽで足元ぽかぽか、どてらで上半身もぽかぽかです。
私も寒い時期に湯たんぽを良く使っていますが、やさしい暖かさで気持ちいいですよね。
こたつで映画を観れるなんて、自宅よりリラックスできる映画館かもしれませんね。
こたつで映画を観るなんて最高の組み合わせですよね。
リラックスしすぎて寝てしまいそう。
コンフォートシート・フラットシート
- イオンシネマ
- グランドシネマサンシャイン池袋
寝そべったような形が特徴的な座席で、足を伸ばして映画を観ることができます。
シートの横幅も広めで男性も楽に寝そべることができます。
座席が独立しているので、左右のひじ掛けを一人で使用できます。
座席調整はできませんが、寝そべるので楽な姿勢で映画を観れます。
【イオンシネマ】の「コンフォートシート」
イオンシネマが一部のシアター最前列に使用している座席。
追加料金なしで利用できます。
シートには便利なUSB端子が。
ケーブルを自分で用意すれば、映画の間にスマートフォンなどを充電できます。
以前から映画を観ている間にモバイルバッテリーを使用してスマートフォンを充電していました。
この座席なら、モバイルバッテリーを使用しなくてもスマートフォンに充電できて便利ですね。
独立した左右の肘置きにドリンクホルダーも。
ドリンクはもちろん、ドリンクホルダートレイを置けばテーブルにもなって便利ですね。
肘置きを独占できると体制を変えるのも楽にできそうだね。
- イオンシネマ新利府(宮城県)
- イオンシネマ川口(埼玉県)
- シアタス心斎橋(大阪府)
- イオンシネマ白山(石川県)(2021年7月予定)
【グランドシネマサンシャイン池袋】の「フラットシート」
東京都にあるグランドシネマサンシャイン池袋で一部のシアター最前列に使用している座席。
追加料金なしで利用できます。
座席の後ろに壁があるので、後ろの席を気せず映画に集中できます。
フラットシートは、スクリーン幅25.8m、高さ18.9mという大きなIMAXシアターにも設置されています。
視界に収まりきらない映像は、まるで映画の世界に入り込んでいるかのよう。
IMAXシアターならではの迫力ある音で気分も上がりますよ。
通常の席でIMAXの映画を観ても迫力があるから、映画の世界に入りすぎて飲み物を飲むのことも忘れてしまいそう。
リクライニングシート
- 丸の内ピカデリー
- ミッドランドスクエア
- TOHOシネマズ
背もたれが後ろに傾く座席なので、最前列でも無理なく映画を観ることができます。
リクライニングって後ろの席に気を使いますよね。
新幹線や飛行機でのリクライニングは後ろが気になって使用しないことも。
紹介する座席は後方に広めの通路があるので、後ろの席を気にする必要がありません。
座席が独立しているので、左右のひじ掛けを一人で使用できます。
前に人がいないので足を自由に伸ばすことができます。
【丸の内ピカデリー】の「リクライニングシート」
東京都にある丸の内ピカデリーのドルビーシネマ最前列に使用している座席。
追加料金なしで利用できます。
オットマンのあるリクライニングシートは足を伸ばせるのでゆったりできます。
椅子やソファーの前に置いて使う足乗せ用ソファーのこと。フットストール、フットスツール(footstool)とも呼ばれる。
引用元:Wikipedia
座席は好みの角度に調整できます。
オットマンを移動すると、自分に合った場所へ伸ばした足を置けます。
例えば私は背が低いので、オットマンをリクライニングシートにつけて使用しています。
背の高い人は、オットマンをシートから少し離すと楽に足を伸ばすことができます。
独立した座席の肘置きにはドリンクホルダーと別に専用のテーブルが。
大きなポップコーンを買っても安全に置くことができます。
ポップコーンを抱えて食べる必要もなくて楽ですよ。
ドルビーシネマで映画を観る時は、鑑賞料金とは別に追加料金がかかります。
【ミッドランドスクエア】の「電動リクライニングシート」
愛知県にあるミッドランドスクエアで一部のシアター最前列に使用している座席。
追加料金なしで利用できます。
電動リクライニングシートで、背もたれと足元が動きます。
座席右側についているボタンを押す長さで角度を調整できます。
電動なので力を入れずに細かい調整もできるので、楽な姿勢を見つけることができます。
映画は長時間同じ姿勢でいるので、角度が合わないと疲れて映画に集中できなくなってしまいます。
電動リクライニングシートで疲れない姿勢に調整すると映画に集中できますよ。
独立した座席になっているので、隣の人の動きが気になりません。
広く作られたひじ掛けは一人で左右両方使用できる欲張り設定。
ドリンクホルダーも左右にあり、自由に飲み物を置くことができます。
利き腕によって飲み物を置く場所に困ることもなくて便利ですよね。
【TOHOシネマズ】の「フロントリクライニングシート」
TOHOシネマズが一部のシアター最前列に使用している座席。
追加料金なしで利用できます。
体重をかけることでリクライニングする手動式。
動きがスムーズなので、力を入れなくてもシートをリクライニングできます。
プラネタリウムで似たようなシートを利用したことがあります。
リクライニングが簡単で、姿勢が楽でした。
- TOHOシネマズ仙台(宮城県)
- TOHOシネマズ新宿(東京都)
- TOHOシネマズ六本木(東京都)
まとめ
映画館の最前列で快適に観れる座席を3種類ご紹介しました。
3種類の座席それぞれに特徴があり、映画をより楽しむことができます。
今回ご紹介したほとんどの座席は追加料金もありません。
最前列用の座席を採用している映画館に出会ったら、利用してみてはいかがでしょうか。
映画を観る時の参考になさってください。
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