興行収入ランキングTOP 10！【世界で愛されている映画はどれ？】

こういったお悩みにお答えしていきます。

映画の「興行収入」という言葉を知っていても、なかなかうまく説明できなかったり、聞いたことがあるだけで知らない人も多いと思います。

映画のことをテレビのニュースなどで紹介するとき「興行収入が〇〇億円突破しました!」などで使われるのを多く見かけます。

実際にどんな作品がランキングにランクインしているか気になりませんか？

そこで今回は、映画の興行収入についてわかりやすく説明します。
また、日本から飛び出して、世界での「興行収入ランキングTOP10」の映画作品を紹介します。

興行収入と配給収入のちがい

興行収入とは、映画館に支払った（チケット）料金の収入のこと

興行収入とは、お客様が映画館に支払った（チケット）料金の収入のことです。

映画は、映画製作会社が映画を作り、配給会社に映画館で上映してもらうように依頼をします。
配給会社は映画を公開してもらえるように映画を販売し、お客様が支払って鑑賞をするという流れです。

興行収入は直接お客様とのつながりが大きいため、〇〇億円突破などの作品はそれだけ人気高い作品でたくさんの人に見られていることが分かります。

配給収入とは、興行収入-映画館の取り分=映画配給会社の取り分

配給収入は、興行収入から映画館の取り分を差し引いた映画配給会社の取り分のことを言います。

映画館を所有する会社は、配給会社から貸与された映画の利用料金をパーセンテージで支払います。

映画の利用料金のパーセンテージは、契約するときに取り決めらるのが一般的です。

固定したパーセンテージではなくて、上映開始からスライド方式でパーセンテージが変わります。

たとえば、新作のロードショー作品の場合、上映開始から2週間目までは70%。
翌週の3週間目までは60%、その後は50%…と少しづつ興行会社（映画館）の取り分が多くなっていきます。

日本では1999年までは、配給収入を映画の興行成績発表に使用されていましたが、2000年から興行収入での発表に切り替えられました。

それと同時に、大ヒットの基準である配給収入10億円以上の作品の発表も廃止されました。

世界歴代の映画興行収入ランキング-TOP 10-

一度は耳にしたことがある、もしくは見たことがる、世界の作品がずらっと出てきます。

日本での興行収入とはまた違ったランキングになります。

映画の興行収入の累計の対象となるのは、アメリカでの公開年が基準となっていました。
しかし、2020年から基準が廃止され全米上映ではなくても対象となりました。

どんな作品が世界の人にたくさん見られ愛されてきたのかTOP 10でご紹介します。

順位	作品名	興行収入（億円）	公開年数
1	アバター	約3,241	2009
2	アベンジャーズ/エンドゲーム	約3,184	2019
3	タイタニック	約2,506	1997
4	スター・ウォーズ/フォースの覚醒	約2,354	2015
5	アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー	約2,331	2018
6	ジェラシック・ワールド	約1,901	2015
7	ライオン・キング（2019年版）	約1,887	2019
8	アベンジャーズ	約1,736	2012
9	ワイルド・スピード　SKY MISSION	約1,732	2015
10	アナと雪の女王2	約1,657	2019

実際に見たことや聞いたことがある作品はいくつあるのではないでしょうか。

世界中の数多くの作品のTOP10なだけあって堂々たる顔ぶれの作品ですね。

日本でも幅広い世代で愛されている「アナと雪の女王2」。
TOP10に入るほど、全世界から愛されているのがランキングからわかります。

「タイタニック」は1997年公開で、今なおランキングの上位にいるほどの当時すごい人気高い作品です。
世界中の人が、「タイタニック」に魅了されたことは間違いないですね。

※2021年10月現在

ランキングTOP3をピックアップ

TOP3の「アバター」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「タイタニック」をあらすじを加え紹介していきます。

この3つでも年代は1997年〜2019年と幅広い年代でランクインしているのが分かります。

「タイタニック」は1997年から1位を守り続けていましたが、2009年「アバター」抜かれ、2019年「アベンジャーズ/ラストゲーム」に抜かれてしまいました。

日本だけで見ても年間ですごい数の映画が公開され続けています。
世界で見たらもっとすごい数の映画になりますね。

映画興行収入　TOP1：アバター

下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク（サム・ワーシントン）は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女（ゾーイ・サルダナ）に助けられる。

引用：Yahoo!映画

人造生命体を作り上げ、人間と神経を接続して自分とは違う、新たな自分を生み出す「アバター」は本当にこれからの未来ではこうなるのかと考えてしまいます。

映画界に3Dを広めたのは「アバター」と言っても過言ではないくらい映像が綺麗で、奥行きのある映像美に見惚れてしまいます。

人種の壁を超え、共に生きていく為に協力する人間ジェイクと先住民族ナディのネイティリは、人間たちがパンドラを侵略しようとするのを阻止できるのか。

人間ジェイクと先住民族ナディのネイティリの2人の行方に目が離せません。

映画興行収入　TOP2：アベンジャーズ/エンドゲーム

アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。

引用：Yahoo!映画

MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）作品を数々見てきたファンには、集大成となるこの映画は涙を誘います。

集大成となっている「アベンジャーズ/エンドゲーム」は3時間にもわたる映画になっています。

ここがMCUの魅力の1つ。
MCU作品を見れば見るほど「アベンジャーズ/エンドゲーム」が楽しめて感動へつながっていきます。

MCU作品1つ1つが人気高く、いろんな人に愛された作品だからこそのTOP2にランクインした作品です。

デメリットはたった1つ。
MCU作品を見たことない人が見ると、 集大成である「アベンジャーズ/エンドゲーム」は理解するのがむずかしく、お手上げになってしまうかもしれません。

昔の作品から見返すことによって、ストーリーが理解でき、より楽しめる内容となっています。

映画興行収入　TOP3：タイタニック

1912年、イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した。新天地アメリカに夢を抱く画家志望の青年ジャックは上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、二人は互いに惹かれ合う。そこにはローズの婚約者である資産家キャルや、保守的なローズの母親などの障害が横たわるが、若い二人はそれを超えて強い絆で結ばれていく。しかし、航海半ばの4月14日、タイタニック号は氷山と接触。船は刻一刻とその巨体を冷たい海の中へと沈め始めていた……。

引用：Yahoo!映画

金曜ロードショーでさらに人気が高まった映画ではないでしょうか。

ちなみに私は、気になっていたのですがなかなか見る機会がなく、初めてみたときは、目に焼き付ける様に見入ってしまいました。

有名な場面の、ローズが手を広げそれをそっと支えるジャックのシーンは、映画を見たことがない人でも知っている人が多いですね。

2人が色々な障害を超えて強い愛が結ばれていくラブストーリーは、何度見ても泣いてしまいます。

まとめ

今回は、全世界の興行収入のランキングのTOP10をご紹介しました。

ランキングを元にしたWikipediaには1位〜50位までのランキングが発表されているんですよ。
気になる人は調べてみてくださいね。

全世界のランキングの作品は興行収入はすごいのはもちろん。
どの作品名を聞いても、知っていたり見たことがある作品がとても多かったですね。

皆さんのランキング予想は当たりました？
私は「タイタニック」が1位予想だったのでそれを抜く「アバター」に驚きましたが、映画を見て納得しました。

ランキングで気になっていた作品があったらチェックしてみてください。