英会話レッスンで、お気に入りの映画について話すことになった!
英語を話す友だちと映画館に行くから、映画にまつわる英語を予習しておきたいな。
こんな悩みに答えます。
映画がきっかけで、英語が好きになった人。
映画を使って英語を勉強している人。
映画と英語って、とても関わりが深いものです。
でも、いざ英語で映画の話をしたいとき、「”大ヒット作”って英語で何て言うんだっけ?」と、とっさに英単語を思い浮かべるのってむずかしいですよね。
そこで今回は、日常会話で使える映画業界の英語を25個まとめて紹介していきます。
英単語やフレーズだけでなく、それらを実践的に使えるように、例文も一緒に紹介します。
英会話レッスンの中で、または、英語を話す友だちと、お気に入りの映画について熱く語るあなたの姿をイメージしながら、読んでみてくださいね。
英語学習におすすめの映画も紹介するので、お見逃しなく!
基本となる映画業界の英語3つ
最初は映画にまつわる基本的な単語3つをおさえましょう。
映画:movie / film
「映画」は英語で”movie”または”film”です。
中学校で習う単語だから、きっと知っている人がほとんどですよね。
アメリカ英語では”movie”、イギリス英語では”film”が使われます。
現在のアメリカ英語もイギリス英語も、元々のルーツはどちらも古いイギリス英語。
そこから、文化・環境・歴史的背景によって、使われる単語や、発音とスペルにもちがいが生まれたんだ。
「映画を観る」は、”see”や”watch”といった動詞を組み合わせて表現します。
でも実は、映画館で観るときは”see a movie”、DVDや動画配信サービスで観るときには”watch a movie”と言うのが一般的です。
気になる映画が公開されたら、こんな風に友だちを誘ってみましょう。
Let’s go to see a movie this weekend.
今週末映画を観に行こうよ。
映画館:movie theater / cinema
映画を観る場所「映画館」は、”movie theater”または”cinema”です。
これも地域によるちがいで、アメリカ英語では”movie theater”、イギリス英語では”cinema”がよく使われます。
I went to the movie theater with my sister yesterday.
昨日は妹と映画館に行ったよ。
映画のチケット:ticket
映画の「チケット」は英語で”ticket”。
日本語のままなのでカンタンですね。
海外旅行中、日本未公開の映画を見つけたときは、ひと足先に観られるチャンス。
映画館でチケットを買って、先取りしちゃいましょう。
Can I get 2 tickets for “Black Widow”?
「ブラック・ウィドウ」のチケットを2枚ください。
製作・出演にまつわる映画業界の英語6つ
つづいて、映画製作や出演にまつわる映画業界の英語6つです。
俳優や監督について英語で話したいときに便利なので、覚えておきましょう。
映画監督:movie director
映画監督は英語で”movie director”です。
「あの監督の作品は欠かさず観ている」というような、お気に入りの監督がいる人も多いのではないでしょうか。
そんな大好きな映画監督について熱弁したいときは、こう言ってみましょう。
I think Hirokazu Koreeda is one of the best movie directors in Japan. I have watched all of his movies.
是枝裕和は日本で最高の監督の1人だと思います。彼の映画は全部観たことがあります。
映画を撮影する:shoot a movie
“shoot”は「(銃などを)撃つ」、という意味でよく使われますが、映画業界にも関わりがある英単語。
“shoot”のうしろに、”movie”や”photo”を加えることで、「(映画・動画・写真を)撮影する」という意味になります。
Steven Spielberg started to shoot a new movie in New York.
スティーブン・スピルバーグがニューヨークで新作映画の撮影を始めた。
俳優・女優:actor
映画を英語で語るなら、お気に入りの俳優さんや女優さんも話題にしたいですよね。
そんなときは、”actor”を使いましょう。
「女優」のみを意味する”actress”という単語もありますが、最近は、男女の区別をした表現はあまり使われない傾向も。
実際に、自分のことを”actor”と名乗る女優さんも増えているみたいよ。
Angelina Jolie is one of my favorite Hollywood actors.
アンジェリーナ・ジョリーは、私のお気に入りのハリウッド女優の1人です。
主演する:star in
“star”というと、1番に思い浮かぶのは「星」かもしれませんが、”star in”で「(映画やドラマに)主演する」という意味があります。
主演する俳優さんは映画の「星」と言える存在なので、イメージしやすいですね。
ちなみに、人気俳優や歌手を表す「スター」も同じ”star”なので、一緒に覚えておきましょう。
Tom Cruise starred in many famous movies such as “Top Gun” and “Mission: Impossible.”
トム・クルーズは、「トップガン」や「ミッション:インポッシブル」などのたくさんの有名な映画に主演しました。
主役:leading role
映画で注目される「主役」は”leading role”と言います。
“lead”にはもともと「導く・率いる・先頭に立つ」という意味があるので、作品を引っ張ってくれる存在ということですね。
動詞の”play”と組み合わせて、“play the leading role”(主役を演じる)という形でよく使われます。
主役ではないけれど、物語にとって重要な役割を担う脇役は、”supporting role”です。
Johnny Depp played the leading role in “Pirates of the Caribbean” series.
ジョニー・デップは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで主役を演じました。
悪役:villain
“leading role”(主役)と対立することが多いのが「悪役」の”villain”です。
たとえばディズニー作品には、「ディズニーヴィランズ」と呼ばれるキャラクターがいます。
「眠れる森の美女」のマレフィセント、「ピーター・パン」のフック船長、そして「101匹わんちゃん」のクルエラなど、ちょっぴり怖くて個性的な悪者たち。
ヒーローやヒロインを悩ませる彼らですが、作品にとっては大切なアクセントとなる、愛すべき”villains”(悪役たち)です。
Cruela is a villain, but she is my favorite Disney character.
クルエラは悪役だけど、私のお気に入りのディズニーキャラクターです。
映画を観るときに使える映画業界の英語6つ
ここでは、映画を観るときに使える英語表現を6つ紹介します。
友だちと映画館やおうちで映画鑑賞をするときに使ってみてください。
予告編:trailer
映画館に映画を観に行く前にチェックしておきたいのが、「予告編」の”trailer”。
予告編次第で、その映画を観に行くか行かないかが決まってしまうこともありますよね。
気になる映画があるなら、友だちにも予告編の感想を聞いてみて、意見が合ったらぜひ一緒に観に行ってみましょう。
あなた:Have you seen the trailer of “Rurouni Kenshin”?
あなた:「るろうに剣心」の予告編観た?
友だち:Yes! It looked very interesting!
友だち:観たよ!とってもおもしろそうだった!
公開日:the release date
好きな俳優さんの新作映画が発表されたとき、いち早く観たいあなたが気になるのはその公開日。
「公開日」は英語で”the release date”です。
日本語でも、映画や音楽などを「リリースする」って言うよね。
“the release date”は映画公開日だけではなく、商品全般の発売日という意味でも使えますよ。
あなた:When is the release date for the newest “Fast & Furious” movie?
あなた:「ワイルド・スピード」最新作の公開日っていつだっけ?
友だち:On August 6. We should go to see it!
友だち:8月6日だよ。観に行かなきゃね!
字幕:subtitle
海外映画を観るときによく使う「字幕」は、英語で”subtitle”と言います。
英語を勉強中の人なら、いつか字幕なしで洋画が観たいな、と思っているのではないでしょうか。
そんな自分に一歩でも近づくためには、“English subtitle”(英語字幕)をつけて、映画を観ながら勉強するのがおすすめですよ。
I always watch movies with English subtitles to study English.
英語を勉強するために、いつも英語字幕で映画を観ます。
吹き替え:dub
“subtitle”(字幕)とセットで覚えておくと良いのが、「吹き替え」を意味する”dub”。
“Japanese dubbed『映画名』”で、「日本語吹き替え版の『映画名』」という表現ができます。
英語の勉強に便利な洋画ですが、日本語吹き替えの方が慣れ親しんでいる作品もあるものです。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ホーム・アローン」は、子どもの頃から日本語吹き替えで観てたんだよね。
大人になってからオリジナルの英語で観たとき、なんだか不思議な感じがしたなぁ。
I like to watch Japanese dubbed “Back to the Future.”
日本語吹き替え版の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観るのが好きです。
ジャンル:genre
好きな映画のジャンルは人それぞれ。
「ジャンル」の英語表記”genre”の発音は「ジャーンラ」という風に聞こえます。
主な映画のジャンルとしては、以下のようなものがあります。
- Action:アクション
- Sci-fi:SF(サイエンスフィクション)
- Comedy:コメディ
- Fantasy:ファンタジー
- Horror:ホラー
- Romance:ロマンス
各ジャンルの英語は、日本語とほぼ一緒の表現なので、わかりやすいですね。
ちなみに、SF映画を意味する”Sci-fi”については、英語では「サイファイ」という発音になります。
英語でもそのままSF(エスエフ)だと思っていたけど、ちがうんだね!
好きな映画のジャンルを聞かれたときのために、ここで練習しておきましょう。
友だち:What is your favorite genre of movie?
友だち:好きな映画のジャンルは何?
あなた:I like to watch comedy and action.
あなた:コメディとアクションを観るのが好きだよ。
続編:sequel
シリーズものの映画が気に入ったら、続編も気になるところ。
「続編」は英語で”sequel”と言い、発音すると「スィークォル」のように聞こえます。
実際に使うときは、“the sequel to『映画名』”で「『映画名』の続編」というように表現します。
I’m so excited to see the sequel to “Jurassic World”!
「ジュラシック・ワールド」の続編を観るのがホントに楽しみ!
評価や感想にまつわる映画業界の英語5つ
つづいては、映画の評価や感想にまつわる5つの英語表現です。
映画を観たあとにぜひ使ってみてください。
アカデミー賞:Academy Award
映画業界の評価といえば、「アカデミー賞」。
英語では、”Academy Award”と書きます。
アカデミー賞の各部門について話したいときは、“Academy Award for(賞の名前)”という表現を使います。
これで、お気に入りの映画や俳優さんがアカデミー賞を受賞したときも、英語で紹介できますよ。
- Academy Award for Best Picture:作品賞
- Academy Award for Directing:監督賞
- Academy Award for Writing Original Screenplay:脚本賞
- Academy Award for Best Actor:主演男優賞
- Academy Award for Best Actress:主演女優賞
- Academy Award for Best Supporting Actor:助演男優賞
- Academy Award for Best Supporting Actress 助演女優賞
Meryl Streep has won the Academy Award for Best Actress twice.
メリル・ストリープはアカデミー賞主演女優賞を2回受賞したことがある。
大ヒット作:blockbuster
数ある映画の中でも、「大ヒット作」と評価された作品は見逃したくありませんよね。
そんな「大ヒット作」は、英語で”blockbuster”。
もともとは、「レンガ(block)の壁を壊してしまうくらいとても良い」という意味です。
反対に、残念ながらヒットせず、パッとしない映画は”lackluster”と言います。
セットで覚えておくと良いでしょう。
“Frozen” is a worldwide blockbuster.
「アナと雪の女王」は世界的大ヒット作だ。
絶対観るべき映画:must-watch movie
あなたのお気に入りの映画や話題の映画を友だちがまだ観ていないとき、”must-watch movie”を使って、「絶対観るべき映画だよ!」と紹介してみましょう。
“must”はもともと動詞の原形と一緒に使われ、「〜しなければならない」を意味する単語です。
“movie”と組み合わせることで、映画を相手に強くおすすめするときに使えるので便利ですよ。
話題の映画を観たことがない友だちがいたら、”must-watch movie”を使っておすすめしてみようかな。
You haven’t watched “Your Name” yet ? It’s a must-watch movie!
「君の名は」をまだ観たことないの? 絶対観るべき映画だよ!
感動した:I was moved.
映画を観たあとに、英語で感想が言えたらカッコいいですよね。
そこで紹介するのは、”I was moved.”(感動した)。
“move”はもともと「動く・動かす」という意味なので、日本語で言うところの「心を動かされた」というイメージです。
映画やドラマなど何かを観て感動したら、ぜひ使ってみましょう。
I was really moved by “The Notebook.”
「君に読む物語」を観て本当に感動しました。
ちなみに、他にも良い感想を伝えたいなら、以下のような表現が使えるので、参考にしてください。
- It was interesting. :おもしろかった
- It was funny. :笑えた
- It was thrilling. :ワクワクした
- It was amazing. :すばらしかった
- I loved it. :気に入ったよ
がっかりした:I was disappointed.
映画をたくさん観ていると、すべての作品を気に入るとは限りません。
たとえば、期待していたけれどがっかりした、というようなときは、”I was disappointed.”を使って感想を言うことができます。
I was disappointed with the movie.
その映画にはがっかりしたよ。
他に、あまり気に入らなかった・良くなかったときには、以下のような表現が使えるので一緒に覚えておくのがおすすめです。
- It was so-so. :まぁまぁだったよ
- It was boring. :つまらなかった
- It was terrible. :ひどかった
- The story was difficult for me.:ストーリーがむずかしかった
- This movie isn’t my cup of tea.:この映画は私の好みじゃないの
知っていると便利な映画業界の英語5つ
最後に、知っていると便利な映画業界の英語5つを紹介します。
学校ではあまり習わない単語やフレーズかもしれませんが、英語で映画を語るには覚えていて損はありませんよ。
NGシーン集:blooper
映画の本編はもちろんだけど、NGシーン集を見るのが好きな人も多いのではないでしょうか。
「NGシーン集」=”blooper”では、俳優さんたちの演技と素の姿とのギャップがおもしろいんですよね。
NGを出しながらも、むずかしいセリフや演技をこなしていく俳優さんってやっぱりすごい!
YouTubeで「映画名 blooper」と調べると、NGシーン集がヒットします。
試してみてください。
I love to watch bloopers on YouTube. It’s so funny!
YouTubeでNGシーン集を見るのが大好き。とってもおもしろいよ!
ネタバレ:spoiler
映画の「ネタバレ」は、英語で”spoiler”と言います。
動詞の”spoil”には、もともと「~を台無しにする」という意味があって、そこから派生して「ネタバレする」の意味でも使われます。
もし、友だちと話していて、自分がまだ観ていない映画のトークが止まらなくなったら、“No spoilers!”(ネタバレしないでね!)と言って、ネタバレを防ぎましょう。
この前「名探偵コナン」の新しい映画を観たんだけど・・・
No spoilers !(ネタバレしないでね!)
今度友だちと観に行くんだ。
No spoilers! I haven’t seen the movie yet.
ネタバレしないでね! まだその映画観てないの。
実写版映画:live-action movie
日本のアニメや漫画の”live-action movie”(実写版映画)は、海外でも人気を集めます。
“live-action『映画名』”で「実写版の『映画名』」と、簡単に伝えることができます。
I liked the live-action “The Promised Neverland.” I want to watch it again.
実写版の「約束のネバーランド」気に入ったよ。もう1回観たいな。
実話をもとにした:inspired by a true story / based on a true story
第91回アカデミー賞で作品賞を受賞した映画「グリーンブック」では、オープニングに”inspired by a true story”というテロップが表示されます。
これは、実話をもとに作られた作品であることを意味しています。
“inspired by a true story”(実話から着想を得た)や“based on a true story”(実話をもとにした)というテロップが表示される映画は、他にもときどき見かけますよ。
“King’s Speech” is based on a true story.
「英国王のスピーチ」は実話がもとになっています。
ネットフリックスを観る:Netflix
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ出演の映画「マイ・インターン」では、アン・ハサウェイ演じるジュールが夫マットに、このように話しかけるシーンがあります。
You want to Netflix something?
ネットフリックスで何か観たい?
“Netflix”というサービス名がそのまま動詞になって、「ネットフリックスを観る」という意味で使えるんです。
このセリフを聞いたとき、”Netflix”ってこんな風に使えるのか!と、ちょっとマネしてみたくなったよ。
おうち時間が多い最近。
ネットフリックスで映画を楽しみながら、おうちでゆっくり過ごすのも良いですね。
Do you want to Netflix and chill?
ネットフリック観ながらゆっくりする?
観て楽しい!勉強して楽しい!英語学習におすすめの映画5選
映画業界の英語って、初めて見る単語も多かったけど、おもしろいなぁ〜
なんだか映画を観てもっと英語の勉強がしたくなるよね!
ということで、英語学習におすすめの映画を5つ紹介します。
実際に映画を観たあとは、今回学んだ25個の映画業界の英語を使って、友だちに紹介したり、感想をシェアしたりしてくださいね。
動画配信サービス | Shall We Dance? | チャーリーと チョコレート工場 | ハリー・ポッター と賢者の石 | キャスト・アウェイ | プラダを着た悪魔 |
---|---|---|---|---|---|
U-NEXT | ◎ | ◎ (2021年8月31日まで) | ◎ | ◎ | ◎ |
TSUTAYA TV | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
dTV | △ 330円 | △ 440円 | △ 440円 | △ 330円 | △ 330円 |
Hulu | × | ◎ | ◎ | ◎ | × |
ビデオマーケット | × | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
クランクインビデオ | × | ◎ | ◎ | × | ◎ |
最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトをご確認お願いします。
◎:無料で見れる(見放題やポイント利用含む)
△:課金したら見れる
×:見れない
Shall We Dance?
「Shall We Dance?」は、2005年に日本公開されたリチャード・ギア主演の映画です。
周防正行監督の映画「Shall We ダンス?」のハリウッドリメイク版だね。
あらすじ
U-NEXT公式サイトより
弁護士のジョンは妻と2人の子供たちに囲まれ、何不自由ない暮らしを送っているが、いつも心に空しさを抱えていた。ある日、通勤電車の中から社交ダンス教室の窓辺にたたずむ女性ポリーナを目にしたジョンは、衝動的に電車を降りてしまう。
「Shall We Dance?」では、リチャード・ギアやジェニファー・ロペスをはじめ、ほとんどの出演者がセリフをはっきりと話してくれています。
強いなまりやアクセントもなく、初心者でも英語が聞き取りやすい作品です。
映画の中では、ごく普通の日常生活が描かれているのも、おすすめポイント。
通勤電車の様子、家での家族との会話、職場やダンス教室でのやりとりなど、日常会話で使える英語表現をたくさん聞くことができます。
またこの作品で注目なのが、もちろんダンス。
特に、ダンスコンテストの前日、誰もいなくなった社交ダンス教室でジョンとポリーナが踊るシーンは、とても情熱的で見入ってしまいます。
力強く美しいダンスに魅了され、心温まるストーリーに癒されながら、英語の勉強ができる作品です。
チャーリーとチョコレート工場
「チャーリーとチョコレート工場」は、2005年に公開されたアメリカのミュージカル・ファンタジー映画です。
監督はティム・バートン、主演がジョニー・デップという、おなじみのコンビ!
あらすじ
映画.comより
怪しいチョコレート工場主ウィリー・ウォンカが、黄金のチケット入りのチョコレートを買った子供5人を工場見学にご招待。貧しいが純真な少年チャーリーはじめチケットを手に入れた5人の少年少女たちは、チョコレート工場に招かれて奇妙な体験をしていく。
「チャーリーとチョコレート工場」は、メインキャラクターがこどもなので、やさしい英語が使われていることが特徴です。
ウィリー・ウォンカを演じるジョニー・デップも、こどもを相手にセリフをはっきりと話しており、英語が聞き取りやすいです。
歌もたくさん登場するので、歌詞を覚えることで英語の勉強になるのもポイント。
そして映画の中では、ミステリアスなチョコレート工場にワクワクが止まりません。
工場の中はどこもかしこもチョコレートやお菓子だらけ。
チョコレートやお菓子がなる木に、チョコレートが流れる川や滝。
甘いもの好きにはたまらない世界が広がります。
川からチョコレートをすくって味見するシーンに憧れちゃう!
主人公のチャーリーと一緒に工場見学に参加するのは、わがまま・大食い・負けず嫌い・反抗的という4人のこどもたち。
チャーリーとはまったく対照的な性格で描かれているのもおもしろいです。
普段英語で映画を観ない人でも、ただただストーリーを楽しみながら、英語の勉強ができる作品です。
ハリー・ポッターと賢者の石
「ハリー・ポッターと賢者の石」は、世界的大ヒットのファンタジーシリーズ第1作。
あらすじ
U-NEXT公式サイトより
両親を亡くし親戚の家で育ったハリー・ポッター。そんなハリーが11才となる頃、ホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届く。親戚の反対を押し切って入学したハリーは、友達と共に楽しく学校生活を送るのだが、やがて学校に隠されたある秘密に気づいてしまい…。
「ハリー・ポッターと賢者の石」では、こども同士の会話シーンが多く、むずかしい英語はあまり使われていません。
また、イギリスを舞台にした映画なので、イギリス英語の発音やアクセントに触れることができる作品です。
日本人が学校で習う英語は主にアメリカ英語。
「ハリー・ポッターと賢者の石」で聞こえる英語に「あれ?発音の仕方がちょっとちがうな?」と感じられたら、アメリカ英語とイギリス英語を聞き分けられている証拠です。
英語を勉強し始めたころは、アメリカ英語とイギリス英語の発音のちがいなんてわからなかったなぁ。
そして「ハリー・ポッターと賢者の石」では、何よりも作品で描かれる世界観に引き込まれます。
とくに、突然魔法使いであることを知らされた主人公ハリーが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学する準備をするために「ダイアゴン横丁」を訪れるシーンは、何度観ても興奮します。
ホグワーツ魔法魔術学校では、普通の学校なら想像もできない授業を受け、見たことのない生き物に出会い、自身の魔法使いとしての力も知ることになるハリー。
ハリーの成長を見ながら、ハリーと一緒に驚きや喜びを体験し、魔法界に入り込める作品です。
「ハリー・ポッターと賢者の石」は原作小説の英語も読みやすいです。
この機会に、一緒に挑戦してみるのもおすすめですよ。
キャスト・アウェイ
「キャスト・アウェイ」は、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の映画です。
あらすじ
U-NEXT公式サイトより
運送会社に勤めるシステム・エンジニアのチャックは、自社の貨物機に同乗するが、嵐による墜落事故に巻き込まれて無人島に漂着。救助を待ち続ける日々の中で、彼はウィルソンと名付けたバレーボールに話しかけ、生きる希望を失わないよう必死で努力する。
物語のほとんどは、チャックがたどりついた無人島が舞台。
無人島にいるのはチャックだけなので、セリフの英語も、1人称=「私」を主語としたものがメインとなります。
キャラクター同士の複雑な会話がなく、「ストーリーがむずかしくて付いていけない・・・」なんてことにはなりません。
また、チャックを演じるトム・ハンクスは、ゆっくりはっきり話すことでも有名なので、英語初心者にとっても聞き取りやすいです。
「キャスト・アウェイ」では、主人公チャックのサバイバルぶりにも驚かされます。
実は4年間も無人島で生きることになるチャックなのですが、4年後の姿はまるで別人。
髪や髭こそ伸びっぱなしになっているものの、ほどよく鍛えられた身体に、慣れた手つきで漁をする様子などから、孤独の中必死に生きてきたことが想像できます。
ウィルソンと名付けたバレーボールとの友情を感じる場面もあり、見ごたえのある作品です。
プラダを着た悪魔
「プラダを着た悪魔」は、アン・ハサウェイとメリル・ストリープ出演の、ファッション業界を舞台にした映画です。
この映画は大好きで、何回も観て英語を勉強しました!
あらすじ
U-NEXT公式サイトより
ジャーナリスト志望のアンドレアが就職したのは、一流ファッション誌の編集部。業界の誰もが恐れる編集長ミランダの無理難題をこなしながら、自身もファッショナブルに変身していく。しかし仕事を頑張れば頑張るほど、彼氏や仲間との関係が崩れていき…。
「プラダを着た悪魔」は、ビジネス英語や少しレベルの高い日常会話を勉強したい人におすすめ。
英語については、各キャラクターが個性的な話し方をしていたり、ちょっと早口なセリフも多いので、中級〜上級者向けといったところです。
映画の中では、アンドレアとミランダの面接の様子や、職場での電話応対、仕事仲間との会話など、日常生活で実際に経験するシーンがたくさん。
英語字幕をつけて、セリフをくり返しマネすることで、かなり実践的な練習ができます。
また「プラダを着た悪魔」の見どころは、作品の中でアンドレアが美しく変身していく様子。
そのキラキラした姿に見惚れて、英語の勉強を忘れてしまわないように注意です。
まとめ
今回は映画業界の英語を25個と、英語学習におすすめの映画も紹介しました。
映画業界の英語は、すでに何となく知っていたものもあったかもしれませんが、どれもこれも日常の会話で使える表現ばかりです。
紹介した例文は、あなたのお気に入りの映画タイトルや俳優の名前に入れかえて練習してみてください。
そして、英語で映画を熱く、カッコよく語ってくださいね。
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